フリーランスになるのはやめたほうがいい?【現役フリーランスが解説】




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最終更新日 2022年8月4日

仕事をしていく上で「正社員」「フリーランス」のどちらがいいかというのはよく議論されます。

特には現代では「好きなことを仕事にする人」が増え、会社を辞めて自分の好きなことを仕事にして生きていく選択をする人も多いです。

フリーランスであれば会社に通勤する必要がないため、満員電車などのストレスもなくなり精神的にもかなり楽になるでしょう。

ですが、フリーランスにはフリーランスなりの大変さがあるのも事実であり、安易な気持ちでフリーランスになるのは危険でもあります。

もし、「自由で羨ましい」「ストレスがなさそう」「朝起きなくていい」といった気持ちでフリーランスになろうとしているのなら、それは一度考え直すべきです。

今回の記事では現役のフリーランスである私が、フリーランスのメリットとデメリットについて解説し、会社員が嫌でフリーランスになるのはやめたほうがいい理由を解説していきます。

フリーランスはやめたほうがいいのかどうか、興味がある人はぜひ最後まで読んでみてください。

 

フリーランスはやめたほうがいい?

フリーランスはやめたほうがいいのかどうかを考えるには、まずフリーランスのメリットとデメリットについて知っておくことが大事です。

ある人は「フリーランスは最高」と言っていたり、別の人は「フリーランスはやめたほうがいい」と言っていたりしますが、これはどっちが間違いなのかという問題ではありません。

ただ人によって正解が異なるというだけの話であり、自分にとってフリーランスという働き方が正解になるかどうかは、メリットとデメリットに目を向ける必要があります。

 

フリーランスのメリット

フリーランスのメリットとして真っ先に挙げられるのは、やはり「自由であること」です。

フリーランスは満員電車に乗る必要もなければ、仕事をする時間も自分で決められるので、会社員よりも圧倒的に自由な状態にあります。

朝型の人は朝早く起きて仕事してもいいし、夜型の人は昼頃に起きて夜に集中して仕事をすればいい。

これはフリーランスという働き方だからこそ可能なことです。

ほかにも、会社員の給料はあらかじめ決まっていますが、フリーランスは頑張れば頑張った分だけ収入を上げられます。

1年中ずっとは厳しくても、単月であれば朝から晩まで頑張って働き、100万円以上の収入を得ているフリーランスも珍しくありません。

そして何よりも、人間関係のストレスがなくなるのがフリーランスの最大のメリットです。

私の場合は、会社員時代のストレスのほとんどは仕事内容というよりも職場の人間関係でした。

上司に理不尽なことで怒られたり、気の合わない同僚に愛想笑いを振りまいたりなど、そういうことが仕事の疲労よりもストレスでした。

フリーランスは基本的に自宅で1人で仕事をするので、人間関係からは完全に自由です。

理不尽なことを言われることもありませんし、場の空気を読んだり愛想笑いする必要もありません。

人間関係にストレスを感じるタイプの人にとっては、フリーランスは最高の環境だと言えるでしょう。

まとめると、フリーランスのメリットは以下のとおりです。

フリーランスのメリット
  • 自分で時間をコントロールできる自由。
  • 頑張れば頑張った分だけ収入を上げられる。
  • わずらわしい人間関係から解放される。
  • ストレスの一切ない生活ができる。

では次に、フリーランスのデメリットについて見ていきましょう。

 

フリーランスのデメリット

フリーランスのデメリットとして一番に挙げられるのは、言うまでもなく「安定した収入がないこと」です。

会社員であれば、会社に行って仕事をしていれば毎月安定した給料がもらえますが、フリーランスで収入を得るには自分で仕事を獲得しなければなりません。

ほかにも、フリーランスは会社に雇われているわけではなく「業務委託」として仕事を引き受けているので、引き受けた案件が終われば当然仕事もなくなります。

さらに、たくさん仕事を抱えていたとしても、企業側の問題でいきなり契約が打ち切られることも少なくありません。

ポイント

フリーランスは会社員と比べて、収入の安定性がない。

これはフリーランスの最大のデメリットだと言えるでしょう。

また、それに付随して将来の不安も会社員より大きくなりがちです。

会社員は退職したときに退職金、老後は国民年金厚生年金という3段構えですが、フリーランスは国民年金で受け取れる年額約78万円しかありません。

こうした老後の収入の薄さは将来の不安へと転換され、精神的なストレスになっている人も少なくないのが事実です。

  • 会社員の老後⇒退職金、国民年金、厚生年金。
  • フリーランスの老後⇒国民年金のみ。

そしてさらに、住民税や所得税、社会保険といった税金もすべて自分で支払わなければなりません。

会社員では年金と社会保険の半分を会社が負担してくれていますが、フリーランスはすべて自分で支払うため税金の高さにおどろく人がほとんどです。

そのため、フリーランスで生活していくには会社員の手取りよりも多くの額を稼ぐ必要があります。

まとめると、フリーランスのデメリットは以下のとおりです。

フリーランスのデメリット
  • 安定した収入がない。
  • いつでも契約を切られる心配がある。
  • 会社員よりも将来の不安が大きい。
  • 税金や社会保険料などはすべて自分負担。
  • 会社員の手取りよりも多くの金額を稼ぐ必要がある。



会社員が嫌でフリーランスになるのはやめたほうがいい

ここまでは、フリーランスのメリットとデメリットについて見てきました。

フリーランスはやめたほうがいいのかを考えるときは、メリットとデメリットを自分と照らし合わせて考える必要があります。

他人が「フリーランスは最高」と言っていても、自分にとっては「フリーランスはやめたほうがいい」という結論になるかもしれません。

そして、もし会社員が嫌でフリーランスになろうと思っているのであれば、やめておいたほうがいいです。

なぜなら、そうした人にとってはフリーランスはメリットよりもデメリットのほうが大きくなるからです。

以下で詳しく解説していきます。

 

フリーランスは決して「楽」ではない

フリーランスには、

  • 朝起きなくていい。
  • 通勤しなくていい。
  • 好きなときに遊びに行ける。
  • めんどうくさい人間関係がない。
  • 自分のペースで仕事ができる。

といったメリットがあるのは事実です。

ですが、フリーランスでいることは決して「楽」なわけではありません。

フリーランスではすべての責任が自分にのしかかってくるため、やっていくためにはそれなりの覚悟が必要です。

だからこそ、「会社員が嫌だから」という軽い気持ちでフリーランスになる人は、多くがやっていけずにすぐ会社員に戻ってしまいます。

ポイント

フリーランスとして生計を立てるには、それなりの覚悟が必要。

ですが、逆に言えば「覚悟がある人はフリーランスになってもいい」とも言えます。

後で詳しく解説しますが、フリーランスは軽い気持ちでなるものではなく、覚悟を持って挑戦するためになるものです。

人生は1回だけなので、フリーランスとして自分の力で稼いでいくことに挑戦するのも1つの生き方。

挑戦するためにフリーランスになる人は、たとえ失敗したとしても後悔はしないでしょう。

 

自由には不安と恐怖がある

フリーランスの「自由」という言葉に惹きつけられる人は多いですが、自由には不安と恐怖があることも忘れてはいけません。

フリーランスで働くということは、自由の代わりに不安と恐怖と責任を背負い込むということです。

たとえ収入がなくなっても自己責任、うまくいかなくても自己責任、失敗して赤字になっても自己責任。

フリーランスでやっていくには、不安と恐怖を感じながらも、1人で頑張る精神的な強さが必要になります。

そしてさらに、自分のことを律する「自制心」も必要です。

私の知り合いは、フリーランスになってから毎日好きなだけ寝て、好きなものを食べ、少し仕事して疲れたらゴロゴロしたり外に遊びに行ったりしていました。

その結果、半年で10kg前後太り、健康面に問題を抱え、最終的には会社員に戻っています。

フリーランスは自由だからこそ、自分でしっかり生活をコントロールしなければなりません。

フリーランスに必要な自制心
  • やるときは一生懸命やる。
  • しっかりと仕事のオンとオフと分けられる。
  • 運動や食事などの生活習慣を整える。
  • 精神的な不安や恐怖を自分でコントロールする。

会社が嫌でフリーランスになる人には、自制心が足りていない人がほとんどです。

だからこそフリーで自由になった途端にだらけた生活を送り、不安や恐怖に押しつぶされて会社員に戻るという選択をしてしまいます。

ポイント

自由に惹かれてフリーランスになった人の多くは、フリーでいることのストレスに耐えきれず、不安に負けて会社員に戻る人が多い。

会社員が嫌でフリーランスになるのはやめたほうがいいのは、これもひとつの理由です。

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