最終更新日 2022年8月6日
みなさんは、以下のような悩みを抱えていませんか?
- 毎日仕事の人間関係がつらい。
- 仕事よりも人間関係がつらくて辞めたい。
- 人間関係が嫌で仕事に行きたくない。
人はそれぞれたくさんの悩みを抱えて生きていますが、その中でも多くの人にとって仕事関係の悩みはストレスの種です。
そして仕事の中でも、職場の人間関係は「仕事がつらい」と感じる原因でもあります。
実際、仕事関係の悩みの中で上位にあるのが人間関係です。
仕事内容や待遇といった面に不満を感じる人よりも、職場の人間関係がつらいと感じている人のほうが多い。
これは仕事をする上で決して放っておけない問題です。
仕事に限らず、人間関係は人生においてとても重要なものであり、人間関係が良くないだけで仕事も人生も楽しくなくなります。
たとえ給料が良い仕事でも、働いていて精神的につらい仕事はやってられないですよね。
メンタルが強い人はともかく、仕事の人間関係のつらさは何よりもストレスとなり、精神的に病んでしまう人も少なくありません。
ですが、人によっては仕事を辞められない人も多く、つらくても頑張るしか選択肢がない人もいるでしょう。
そこで今回の記事では、仕事がつらくなるかどうかは人間関係で決まることを解説し、後半では仕事の人間関係がつらいときの対処法4つを紹介していきます。
仕事の人間関係がつらいとき、選択肢は仕事を辞めるだけしかないわけではありません。
考え方を工夫すれば今の自分にもできることはあり、精神的なストレスを和らげることができます。
仕事の人間関係がつらいという人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
仕事がつらくなるかどうかは人間関係で決まる

はじめにも述べたように、仕事の人間関係に悩みを抱えている人は多いです。
もちろん、人によってはブラックな労働環境がつらいという人もいれば、通勤の満員電車が嫌だという人もいるでしょう。
ですが、職場の人間関係のトラブルやイザコザが仕事をつらいものにしているケースがほとんどです。
実際、仕事がつらくなるかどうかは職場の人間関係で決まると言っても過言ではありません。
人間関係が良ければつらい仕事も頑張れる
一見、仕事は仕事内容だけが大事に思われがちですが、一番大事なのは人間関係です。
職場の人間関係が悪ければ、仕事はつらく苦しいものになる。
逆に人間関係が良ければキツイ仕事でも頑張れるようになり、好きな仕事であれば働くことが楽しくなってきます。
人間は社会的な動物である以上、人間関係から完全に自由になることはできません。
仕事に限らず、どんなときでも人とのつながりを求め、他人との関係の中に自分の人生を築いているものです。
ですが人間関係が悪い中に身を置くと、それは精神的なストレスとなって自分に降りかかります。
人の悩みはすべて人間関係にある。
こう言っているのは、アドラー心理学で有名な「アルフレッド・アドラー」です。
もしすべての悩みが人間関係にあるのだとすれば、仕事がつらくなる原因が人間関係にあるのも納得できます。
そして、仕事の人間関係がつらいという状況は精神的にもかなりつらい状態であり、何かしらの対処をする必要があると言えるでしょう。
本当につらいときはまず逃げること
仕事の人間関係がつらいという人の中には、職場で無視されたりイジメられているという人もいるでしょう。
大人なのにくだらない嫌がらせをしてきたり、あからさまに嫌な態度で接してきたりする人はどこの職場にもいるものです。
もしこうした状況で仕事がつらいと思っているのであれば、すぐに仕事を辞めることをおすすめします。
よく世間では「イジメられるほうにも責任がある」と言われたりもしますが、そんなこと絶対にありません。
大の大人たちが集まり、イジメまがいの行為が繰り広げられる職場はマトモではない。
見て見ぬふりをする上司や同僚も、大人として必要な人間性が欠けている。
たとえ仕事が嫌いではなくても、職場での人間関係がそのような状態だと仕事がつらいのは当たり前です。
こうした職場でお金のために無理に我慢していても、行き着く先は体を壊すか精神的に病んでしまうかのどちらかでしょう。
「いつかは何かが変わる」と思い込むのは危険です。
後で詳述しますが、今では便利な転職エージェントなどもたくさんあるため、今の職場よりも良い人間関係の職場に転職するのは難しいことではありません。
この後には、仕事の人間関係がつらいときの対処法を紹介していますが、自分で限界だと思ったときはまずは仕事を辞めましょう。
お金のために辞められないとズルズル続けていると、鬱病などになって体を壊し働けなくなってしまいます。
失業保険などを利用すれば一切収入がなくなることもありませんので、本当に仕事の人間関係がつらい人はまずは逃げることからはじめてみましょう。
仕事の人間関係がつらいときの対処法4つ

ここまでは、仕事がつらくなるかどうかは人間関係で決まることを解説してきた。
人間関係は仕事においても人生においても大切だからこそ、人間関係から生じているつらさは放っておいてはいけません。
仕事内容がキツイだけならまだしも、人間関係から来るつらさの場合は精神的な負担が大きいです。
そこでここからは、仕事の人間関係がつらいときの対処法を4つ紹介します。
- 徹底的に無視する。
- 我慢せず言いたいことを言う。
- 職場に1人の味方を見つける。
- 思い切って転職する。
何度も言いますが、本当に人間関係がつらくて限界だと思っている場合は、まずは逃げることを頭に入れておきましょう。
ここで紹介しているのは、あくまでも「我慢はできるけど、どうにかしたい」という人に向けたものです。
我慢できないぐらいに仕事の人間関係がつらいときは、まずは逃げ、それから転職先を探すようにしてみましょう。
徹底的に無視する
仕事の人間関係がつらいときの対処法1つ目は、徹底的に無視することです。
これを読んでいる人が、仕事の人間関係でどういった部分につらさを感じているのかは私にはわかりません。
ですが、もしそのつらさの原因が職場にいる嫌な人のせいであれば、「徹底的に無視する」のをおすすめします。
- 昨日と今日で言うことがコロコロ変わる上司。
- 不機嫌な態度で接してくる同僚や先輩。
- わざとらしく言い方を悪くする人。
- くだらない世間話ばかりしてる人。
こうした人間関係の中で働いていると、休みの日にたっぷり睡眠をとっても解消できないほどの精神的なストレスがあります。
そのとき、私が自分を守るために編み出した方法が「徹底的に無視する」ことです。
- 感情を排除し、毎日淡々とやるべき仕事をする。
- コミュニケーションは最低限の報・連・相だけをおこなう。
- 周りが仕事をサボっていても気にせず自分の仕事をこなす。
- 休憩中も周りとは距離を置き、仕事が終わればすぐに帰宅する。
- たとえ飲み会に誘われたとしても断る。
こうしていると自然と周りから距離を置かれるようになります。
嫌な人との会話も必要最低限なので、精神的なストレスも最小限に抑えられる。
これは人によって向き不向きがある方法かもしれませんが、仕事のつらさが人間関係にあるのであれば、思いきって現状を変えなければなりません。
はじめは難しいかもしれませんが、時間が経てば相手のほうが空気を察してくれるので、少なからず現状は変わるはずです。
我慢せず言いたいことを言う
仕事の人間関係がつらいときの対処法2つ目は、我慢せず言いたいことを言うことです。
これは1つ目の「徹底的に無視する」という方法が取れない人におすすめの方法となっています。
もちろんこれは、ムカつくことがあればすぐに怒るという意味ではありません。
我慢せず言いたいことを言うというのは、納得がいかないことや不合理なことに対して異を唱えるということです。
たとえば、上司が昨日言ってたことと違うことを今日言っていたとすれば、「どうして昨日と言うことが違うのか」と上司に尋ねる。
多くの人は上司が変なことを言っていても、文句を言わずにハイハイ従っているでしょう。
ですが、そうしたことを繰り返していれば精神的なストレスは溜まる一方で、仕事にも嫌気が差してきます。
実際、職場の中で間違っていることを「間違っている」と堂々と述べるには勇気が必要です。
自分の立場が相手より弱かったり、周りがダンマリを決めているときなどはなおさらそうでしょう。
しかし、我慢して仕事をしていても何も変わらず、放っておくと問題はさらに大きくなります。
仕事の人間関係のトラブルには、上司が関わっていることも少なくありません。
間違っていることに対しては勇気を持って間違っていると言う。
そうした勇気を持つだけで、仕事の人間関係のつらさは大分改善されるはずです。
徹底的に無視することができない人は、おかしなことに対しては堂々と異を唱えましょう。
たとえそれで嫌われたとしても、そうなれば転職などを考えればいいだけの話です。
それにしっかりと筋の通った仕事をしていれば、味方になってくれる人も現れるでしょう。
職場に1人の味方を見つける
仕事の人間関係がつらいときの対処法3つ目は、職場に1人の味方を見つけることです。
仕事がつらいときは、通勤するのも苦痛で毎日辞めたいと思うでしょう。
仕事は仕事と割り切っていても、仕事の人間関係がつらいと生きるのもつらくなってくるものです。
ですが、そうした状況でも職場に1人の味方を見つけるだけで仕事が楽しくなったりします。
たとえば、就職したり転職してはじめての仕事のとき、周りに味方は誰もいません。
いきなり職場の人たちと馴染めるコミュニケーションスキルを持っている人なら別ですが、大抵の人は居心地の悪さを感じるでしょう。
でも職場に1人でも気の合う人、自分にとって味方のような存在の人がいるだけで、居心地の悪さや仕事のつらさが緩和されます。
実際、楽しく仕事ができるかどうかは「職場に味方がいるかどうか」が大事です。
うまく周りと馴染めなくても、たった1人でも気の合う人がいれば精神的なストレスにも耐えられる。
一方、職場の誰とも打ち解けられない人は何もかもつらくなり、精神的に追い込まれてしまう。
仕事の人間関係がつらいときに必要なのは、自分が味方だと思える人がいるかどうか、打ち解けられる人がいるかどうかです。
こうした「心の支え」とも言えるような人がいるだけで、仕事がつらいものから楽しいものに変わっていきます。
ちなみに、この方法は仕事に限らず学校やコミニュティなどにも応用できるのでぜひ試してみてください。
思いきって転職する
仕事の人間関係がつらいときの対処法4つ目は、思いきって転職することです。
仕事の人間関係につらさを感じているのにも関わず、徹底的に無視したり我慢せず言いたいことを言えない。
なおかつ職場に1人の味方を見つけられなかった場合は、もはや転職するしかありません。
多くの人は「辞めるぐらいなら我慢する」と選択しがちですが、慢性的かつ精神的なストレスは思った以上に危険な状態です。
「つらいのはみんな同じ」と我慢していれば、いつかストレスが限界を超えて精神の糸が切れてしまいます。
今現在、仕事の人間関係がつらいという人の中には、こういうことを思っている人も多いのではないでしょうか。
- 仕事の人間関係つらくて仕事に行きたくない。
- 毎日悩まされて我慢して精神的に疲れている。
- いじめられて今すぐにでも辞めたい。
このような状態にある場合は、まずは仕事を辞めることをおすすめします。
今では転職エージェントなどを無料で利用できるため、昔より転職のハードルはかなり低いです。
「仕事を変えてもまた同じことの繰り返し」と思う人もいるかもしれませんが、職場の人間関係は会社が変われば必ず変わります。
大事なのは「行動を起こすこと」であり、先のことを考えて不安になることではありません。
今の環境がつらいのに無理して仕事をしていても、得られるものはストレスだけです。
転職についても「仕事が見つかるかわからない」と不安になる人がいますが、転職エージェントであれば希望に合った求人をプロがしっかり探してくれます。
もし仮に決まらなかった場合でも、失業保険などの公的制度があるので野垂れ死ぬことはまずないので心配いりません。
心が限界を迎えているときはまず逃げる、これを頭に入れておきましょう。
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