最終更新日 2025年11月5日
PlayStation 5(PS5)の発売から5年が経過し、ゲーム市場はますます活況を呈しています。
しかし、SNSやネット上では「PS5ソフトの売上がやばい」という声が…。
これは、PS5のソフト売上が期待ほど伸びていないという懸念から来るもの。

この記事では、2025年のPS5ソフト売上をデータに基づいて徹底的に分析します。
売上ランキング、原因の考察、そして今後の改善策まで、個人目線で詳しくお伝えするので、ぜひ最後まで読んでみてください。
※データはファミ通やCircanaなどの信頼できるソースから引用しています。
PS5の買取価格をゲオなどで比較した記事と、PS5 Proの買取価格は以下の記事で解説👇
目次
2025年PS5ソフト売上概況:全体像を把握しよう
2025年、PS5のハードウェア販売は好調を維持しています。
ソニーの決算によると、2025年6月末時点で全世界累計販売台数は8,000万台を突破しました。
これは、発売から約5年で達成した数字で、PS4の同期間を上回るペースです。

しかし、ソフト売上となると話は別です。
PS5とPS4のゲームソフトウェア合計で65.9百万本を販売したものの、PS5専用タイトルは一部のヒット作に偏っています。
ファミ通のデータでは、2025年3月の国内売上ランキングでPS5版『モンスターハンターワイルズ』が77.6万本を記録し、PS5パッケージ版として歴代最高の初月売上を達成しました。
モンハンワイルズの買取価格は、以下の記事で解説👇
一方で、全体のソフト売上はSwitchの旧作に押され気味。
なぜ「やばい」と感じるのか、その理由を次で深掘りしていきます。
PS5ソフト売上ランキング2025:トップ10をチェック
2025年のPS5ソフト売上をランキング形式でまとめました。
データはファミ通、Circana、価格.comなどの集計に基づき、さらにドル販売ベースの米国データも参考にしています。
注目は、意外なタイトルが上位を占めている点。Xboxポートの影響が大きいです。
| 順位 | タイトル | 売上・注記 |
|---|---|---|
| 1 | モンスターハンターワイルズ | 発売1ヶ月で国内77.6万本。全世界で2025年ベストセラー。オープンワールド進化が好評で、PS5版が歴代最高売上を更新。 |
| 2 | Forza Horizon 5 | 2025年4月発売後に300万本超。Xbox独占からマルチ化で爆発的に売上を伸ばし、上半期のPS5ベストセラーに。 |
| 3 | エルデンリング ナイトレイン | Q2でPS5チャートNo.1。ソウルライクの魅力を受け継ぎ、チャートを独占するほどの人気に。 |
| 4 | NBA 2K26 | スポーツジャンルの定番。2025年全体でNo.1に躍進。毎年の安定需要が寄与。 |
| 5 | Call of Duty: Black Ops 6 | Microsoft出版ながらPS5でもトップ5入り。マルチプレイの安定感が売上を支える。 |
| 6 | Ghost of Yotei(ゴースト・オブ・ヨウテイ) | ソニー主導タイトル。累計17万2886本(10月時点)。新作オープンワールドアクションとして注目を集める。 |
| 7 | Marvel’s Spider-Man 2 | 累計1100万本超。PS5独占タイトルとして長期的に安定した売上を維持。 |
| 8 | ファイナルファンタジーVII リバース | リメイクシリーズの続編。PS5のスペックを活かしたグラフィックでファン層を掴む。 |
| 9 | Death Stranding 2: On the Beach | Q2トップ10入り。小島秀夫監督の新作として話題に。批評・話題性が売上を牽引。 |
| 10 | MLB: The Show 25 | ソニー関連タイトル。Xbox Game Pass非対応により、PS5での販売が伸びた。 |
このランキングを見ると、PS5の強みはアクションとRPGですが、Xboxポートの影響が顕著。
Forza Horizon 5のようなタイトルがPS5売上の半分近くを占めています。
国内では、ゲオのランキングで『モンスターハンターワイルズ』が1位を独走。

しかし、30位以内にPS5タイトルが少ないのが現実で、Switchの旧作が3827本売れる中、PS5は0本という週も。
モンハンライズの買取価格をゲオなどで比較した結果は、以下の記事で解説👇
なぜPS5ソフト売上は「やばい」のか?
「PS5ソフト売上やばい」という声の背景には、いくつかの要因があります。
筆者の視点から、データとSNSの反応を交えて分析してみました。
価格が高い
まず、1つ目の原因は価格の高さです。
PS5本体の値上げ(旧型も対象)がユーザー離れを招いています。

SNSでは、「PS5値上げでソフト買う余裕ない」という投稿が散見されます。
実際、ソニーの決算でハード出荷数は前年比減少傾向です。
独占タイトルが少ない
2つ目は独占タイトルの少なさです。
ソニー第一党の売上は全体の10%未満。Marvel’s Spider-Man 2はヒットしましたが、新作リリースが遅れています。
2025年はGhost of YoteiやDeath Stranding 2が出ましたが、Switchのマリオシリーズのようなファミリー向けが不足。
結果、ユーザー層が狭まり、売上が伸びない原因となっています。
競争力が低い
3つ目の要因はSwitchの競争力です。
Nintendo Switch 2の発売で、ファミリー層がそちらへシフトし、PS5はSwitchの影に隠れることに。

Switchのソフト売上は旧作が強く、マリオカート8が累計605万本超えです。
一方、PS5は新作出ないと売上が伸びない構造。
マルチプラットフォームの影響
4つ目はマルチプラットフォームの影響。
XboxゲームがPS5にポートされ、売上を食う形になりました。
Forza Horizon 5やDoom: The Dark AgesがPS5チャートを占拠。

Circanaデータで、Q2のトップ10の半分がXbox出版となっています。
供給とアクセシビリティ
最後の5つ目は供給とアクセシビリティです。
PS5 Proの初週7.8万台は好調ですが、全体の普及率が低く、PCやSteamの台頭で、ゲーマーが分散。
X(旧Twitter)では、「PS5ソフト売上イマイチでメーカー流出?」という懸念もあり、ホグワーツ・レガシーのようなマルチがSwitchで売れる中、PS5版が苦戦しています。
これらの原因が重なり、PS5ソフトの売上が「やばい」状況を生んでいます。
PS5ソフト売上低迷の影響:ユーザーと業界に何が起きる?
このままPS5ソフトの売上がやばい状態が続くと、ユーザーと業界にどんな影響が出るのか、個人ユーザー目線で考えてみます。
まず、ユーザー側では選択肢の減少です。
新作が少なくなり、PS5の魅力が薄れ、エルデンリングのようなアクション好きは満足ですが、ファミリー層はどんどんSwitchへ流れていきます。
業界全体では、開発者のモチベーション低下し、ソニーの売上予測では、2025年度ソフト出荷600万本減になるとのこと。
決算では、ゲーム事業売上8649億円(12%増)、為替効果が大きく、実質はソフト依存の不安定さがある。
SNS反応を見ると、「PS5で出しても売上イマイチ」という声があり、メーカー流出の懸念も現実味を帯び、独占性が失われればPS5の独自価値が揺らぐことが予想されます。
一方で、ポジティブな影響もあって、マルチ化でユーザー増え、コミュニティ活性化。
長期的に見て、売上低迷はソニーに変革を促すチャンスでもあって、PS Plusの拡充で、無料/低価格タイトルが増えれば挽回可能だと思っています。

PS5ソフト売上を改善するための戦略:ソニーはこう動くべき
では、どうすれば売上を伸ばせるか。
データとトレンドから、具体的な戦略を考えてみました。
✅価格戦略の見直し
本体値下げとバンドル販売を強化。PS5 Proとソフトのセットで、初動をブースト。
2025年のDays of Playセールで、ソフト50%オフが好評。
こうしたイベントを増やせば、購買意欲向上。
✅独占タイトルの加速
2026年のGTA6を活用し、PS5限定モードを追加。ソニー第一党の売上を20%アップ目標に。
Ghost of Yoteiのような新IPを増産し、ファミリー向けに、軽めのタイトルを開発。
✅クロスプラットフォーム強化
Xboxポートを歓迎しつつ、自社タイトルをPS5最適化で差別化。
✅サブスクリプションの進化
PS Plus Extraで新作を早期配信。
2025年の加入者増で、間接売上を狙う。
✅マーケティングの多角化
eスポーツやコラボを増やし、若年層獲得。
Trump関税の影響を最小限に、グローバル展開。
これらを実行すれば、2026年売上は前年比15%増の見込みが狙えると思っています。
おすすめPS5ソフト10選:売上低迷でも買うべき名作
PS5ソフトは売上がやばくても、PS5には隠れた名作が満載。
2025年のおすすめを、売上データと筆者のプレイ感想で紹介します。
| タイトル | 売上・特徴 | 筆者のプレイ感想(要点) |
|---|---|---|
| モンスターハンターワイルズ | 売上王者。ダイナミックな狩りがクセになる。 | オープンワールドの広大さがPS5の強み。 |
| Forza Horizon 5 | レーシングの新定番。メキシコの風景が美しい。 | ドライブ好きなら必携の一本。 |
| エルデンリング ナイトレイン | 難易度高めだが達成感抜群。 | マルチ協力で友達と盛り上がれる。 |
| Ghost of Yotei(ゴーストオブヨウテイ) | 侍アクションの極み。ストーリーが深い。 | 世界観への没入感が圧倒的。 |
| Marvel’s Spider-Man 2 | ウェブスイングの爽快さが魅力。 | ニューヨーク探索が日常の癒しになる。 |
| ファイナルファンタジーVII リバース | グラフィック革命。 | クラウドの冒険に涙する名作。 |
| Death Stranding 2 | 独特の世界観が魅力。 | 運び屋の旅が哲学的で深い。 |
| NINJA GAIDEN 4 | アクションの鬼。 | 爽快バトルで手に汗握る。 |
| プロ野球スピリッツ2024-2025 | 国内9.3万本の売上。 | 野球ファン必携のリアルシミュレーター。 |
| Stellar Blade | 美少女アクション。 | カスタマイズが楽しい隠れた名作。 |
これらのソフトは初心者でも楽しめるので、セールで狙い目です。
PS5の将来展望:2026年は売上爆発の年になるか?
2025年の売上低迷を乗り越え、PS5の未来はどうなるかデータから予測してみます。
まず、ハード販売は安定。80百万台突破で、PS3の87.4百万に迫る勢い。
2026年Q1でGTA6発売が起爆剤になりそうです。

Switch 2との競争は激化しますが、PS5のグラフィック優位で大人層をキープでき、Xboxとのマルチ化で市場拡大が予想されます。
個人予測:2026年売上総額1兆円超。Ghost of Yotei続編や新FFでブレイクすると考えています。
課題は価格とリリースペースで、ソニーが動けば、PS5ソフトの売上がやばいは過去の話に。
筆者もPS5ユーザーとして、明るい未来を信じています。
まとめ:PS5ソフト売上やばいけど、チャンスの年
2025年のPS5ソフト売上は、確かに「やばい」面があります。
ランキングの偏り、競合の強さ、価格問題が重なる中、モンスターハンターワイルズのようなヒットで希望が見えます。
今後、ソニーが変革を起こせば、PS5はさらに輝くはず。
ユーザーとしては、おすすめソフトをプレイしつつ、今後の新作を楽しみに待ちたいと思います。





















