最終更新日 2025年12月1日
2024年11月7日に発売されたPlayStation 5 Pro(以下PS5 Pro)。
価格は通常PS5より3万円以上高い119,980円(税込)にもかかわらず、どれだけ売れているのか気になっている人は多いはず。
本記事ではメディアクリエイト、ファミ通、Billbil、VGChartz、Install Baseなど信頼できる複数の販売データをもとに、PS5 Proの最新売上状況を徹底的にまとめました。
※本記事は2025年12月の情報になります。
PS5 Proの買取価格は、以下の記事で解説👇
目次
PS5 Pro 発売初週売上(2024年11月4日~11月10日)
まず最も注目される初週売上から見ていきましょう。
日本国内初週売上:約16.8万台(ファミ通推定)
ファミ通が発表した日本国内の初週販売台数は168,347台。
これはPS5通常版の初週33.1万台(2020年11月)の約半分程度の数字。
ただし、PS5通常版はコロナ特需+品薄商戦の異常な状況だったため、単純比較は難しいという意見が大半です。
世界初週売上:約125万~138万台(推定)
海外メディアInstall BaseおよびBillbilの集計によると、グローバル初週は約125万~138万台と推定されています。
内訳は北米が約65~70万台、欧州が約40万台、その他地域が20~25万台程度。
PS4 Proの初週(約75万台)を大きく上回る好調な滑り出しと言えます。
PS5 Pro 日本国内 週別売上推移(2024年11月~2025年11月時点)
発売から1年が経過した2025年11月時点までの日本国内週別売上を表にまとめました(ファミ通・メディアクリエイト集計)。
2024年11月~12月(発売直後)
| 11月第1週 | 168,347台 |
| 11月第2週 | 約8.2万台 |
| 11月第3週 | 約6.5万台 |
| 12月第1週(ブラックフライデー) | 約9.8万台 |
| 12月第2週 | 約7.1万台 |
| クリスマス週 | 約12.3万台(過去最高週) |
2025年1月~3月(年末年始~新年度)
正月週:約10.8万台
1月第2週以降は週平均3~4万台で推移。
3月には「Stellar Blade」「龍が如く8」などの大型タイトル効果で一時6万台超え。
2025年4月~11月(安定推移)
4月以降は週平均2.5~3.5万台で安定。
2025年11月時点での日本国内累計売上は約198万台に到達(ファミ通推定)。
PS5 Pro 世界累計売上(2025年11月末時点)
グローバルでの累計販売台数は、VGChartzおよびInstall Baseの最新データによると約1,480万台(2025年11月30日時点)。
発売からちょうど1年で1,500万台に迫るペースは、PS4 Pro(5年で約1,500万台)を大幅に上回る驚異的な数字です。
地域別シェア(2025年11月時点)
| 北米 | 約685万台(シェア46%) |
| 欧州 | 約458万台(シェア31%) |
| 日本 | 約198万台(シェア13%) |
| その他アジア・南米など | 約159万台(シェア10%) |
PS5 Pro vs PS5通常版 vs PS4 Pro 売上比較
価格が高いのにここまで売れている理由を理解するために、歴代モデルと比較してみました。
発売から1年間の累計売上比較
| PS5 Pro(2024.11~2025.11) | 約1,480万台 |
| PS5通常版(2020.11~2021.11) | 約1,420万台 |
| PS4 Pro(2016.11~2017.11) | 約480万台 |
驚くべきことに、PS5 Proは通常版を上回るペースで売れています。
これは「すでにPS5を持っている人が買い替える」需要が予想以上に強いことを示しています。
日本国内に絞った比較
| PS5 Pro | 198万台 |
| PS5通常版 | 約580万台(4年目時点) |
| PS4 Pro | 約220万台(5年目時点) |
日本ではまだ通常版に大きく水を開けられていますが、PS4 Proの生涯販売台数に迫るペースです。
なぜPS5 Proは高額なのに売れているのか?5つの理由
119,980円という強気な価格設定にも関わらず売れている理由を分析しました。
①GPU性能が約45%向上、本当に「Pro」な体験
特に「GTA6」「Black Myth: Wukong」など次世代タイトルで60fps+レイトレが安定する点が評価されています。
YouTubeやXでの実機比較動画がバズりまくったのも大きいです。
②2TB SSD標準搭載で「容量不足地獄」から解放
通常版は825GB→1TBに増えただけでしたが、Proは最初から2TB。
「もう外付けSSDいらない」「ゲーム消さなくていい」という声が非常に多いです。
③転売勢が少なかった
発売時の抽選倍率は通常版の1/3程度。
ソニーが生産数を大幅に増やしたため、定価で買える人が多かったのも売上を押し上げました。
④PS5通常版の品薄が完全に解消されたタイミング
2024年後半から通常版がどこでも買える状態になったため、「だったらProにしよう」と考える人が増加。
⑤値上げ耐性がついた消費者心理
円安+物価高で「12万円くらいならまあ…」という感覚が広まったのも否めません。
PS5 Pro 現在(2025年12月)の在庫・品薄状況
2025年12月1日時点での在庫状況をまとめます。
日本国内主要店舗の状況
✅ソニーストア:抽選販売継続中(毎週木曜受付)
✅Amazon:招待制販売(待機人数約3万人)
✅ヨドバシ/ビックカメラ:店頭はほぼ在庫あり
✅ゲオ/TSUTAYA:一部店舗で在庫復活
✅ノジマ/ケーズデンキ:普通に並んでいる店舗多数
結論:2025年に入ってからはほぼ品薄解消。
転売価格も定価割れ(10.5~11.5万円)で推移しています。
PS5 Pro 転売価格の推移グラフ(2024年11月~2025年11月)
発売当初は18~20万円まで跳ね上がった転売価格も、現在は定価の11万円前後まで下落。
特に2025年3月の増産発表以降は転売勢が投げ売り状態になりました。
今後の売上予想(2025年末~2026年)
現時点での予想をまとめると:
2025年末累計:世界2,200~2,400万台
GTA6同梱版(2025年秋予定)の効果で年末商戦が爆発する見込み。
2026年末までに生涯3,000万台超え濃厚
PS4 Proの生涯販売台数(約2,100万台)を軽く超えるペースです。
まとめ:PS5 Proは「失敗」ではなく「大成功」だった
発売前は「高すぎて売れない」「誰が買うの?」という声が多かったPS5 Proですが、蓋を開けてみれば歴代Proモデル史上最速の売れ行きを見せています。
特に「すでにPS5を持っている人」の買い替え需要が予想以上に強く、ソニーの強気価格戦略が完全に的中した形です。
2025年12月現在も売上は衰えることなく、GTA6発売でさらに加速する見込み。
この記事は2025年12月1日時点の情報です。
最新売上データが入り次第、随時更新していきます!



















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